プロの技

akiweb2007-06-03


一家でお招きいただいた会社の友人宅へ。
友人の奥様がお菓子作りのプロで、だいぶ遅くなった妻への誕生日祝いとして、お菓子のレッスンをプレゼント。

朝、池袋西武へ立ち寄り、注文しておいた赤ワインをピックアップ。当たり年の2003年、ボルドーはサン・ジュリアンのシャトー・デュクリュ・ボーカイユ。(店員さんのオススメ。)木曜日に購入し、日曜日に飲めるようにプロに保管しておいてもらっていた。揺らさないように細心の注意を払い、ロボコップのようにぎこちなく歩き友人宅へ。

友人宅へ着くと、すぐに男性2人でうちの子供2人を連れてお出かけ。散歩、図書館、公園へ。
その間に女性陣はお菓子作り。テーマは「Opera」。
本格的な洋菓子だ。

2時間ほど経って男性&子供達も帰宅。楽しみにしていた昼食開始。

まずは用意しておいてくれたシャンパンで乾杯。これまた当たり年の1997年もの。ボランジェのグラン・ダネ!なんとこれはスペシャルキュヴェ(作柄の良い年だけの葡萄で造られる)。
最高!最高!最高!
甘すぎず、奥行きのある味わい。後でネットで見てみると、この銘柄はかの「007」御用達で、映画にも度々用いられてきたとのこと。
奥様手作りのパン、サーモンのリエット(絶品!パンがいくらでも食べられる)、人参のサラダ、アスパラのサラダもとても美味しく、ついついシャンパンをお代わり^^。

そしてそして、3日間かけて作ったメインの牛ほほ肉のワイン煮。スプーンや箸ですっと切れ、口に入れると蕩けていく。あまりの美味しさにお代わり。持参した赤ワインともよく合い、幸せな気持ちに満たされる。そしてまたお代わり(笑)。

すでに満腹だったが、デザートにOperaの切れ端。娘が頑張って種抜きをしたさくらんぼのクラフティー。さらにエスプレッソ。手作りのマカロンを添えて。

美味しい料理と美味しいワインは人を幸せにする。これまでに頂いた食事の中で、最高でした。


男性陣以外は初対面だったが、素晴らしい料理に話も弾み、気付くと食事開始から3時間。
レッスンで作ったOperaをお土産に頂き、再訪を約して帰途に着いたのでした。

妻はといえば、プロの技に驚き、よくお菓子作りをしている素人との違いに気付いたとのこと。
奥様のところにレッスンに通うことになりそうです^^。

夫妻とも、今後長い長いお付き合いになりそう。どうぞよろしくお願いします。

*写真はレッスンで作成したOpera。仕上げの金箔が多すぎました(^^;)。