2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ローマ人の物語30 終わりの始まり(中)

立派な人物ならば仕事面でも立派な業績をあげると思いたいところだが、現実はそう甘くない。だからこそ歴史を読むと、愉しいと同時に哀しくもなるのだと思う。 (カバーの銀貨について)(トライアヌスの円柱とマルクス・アウレリウスの円柱を比較して)パト…

ローマ人の物語29 終わりの始まり(上)

人間には、他者を押しのけたり排除したりまでして昇進することが、死んでもできない人がいる。 (43ページ)自己中心主義者のほうがかえって、徹頭徹尾誠実である人の効用には敏感なものなのである。 (43ページ)「頭」と「手足」がともに想いを共有し…

ロスジェネの逆襲

仕事は客のためにするもんだ。ひいては世の中のためにする。その大原則を忘れたとき、人は自分のためだけに仕事をするようになる。自分のためにした仕事は内向きで、卑屈で、身勝手な都合で醜く歪んでいく。 (367ページ)

親子ランニングレッスン

微熱をおして、EXILEのトレーナーをしている吉田さんのランニングレッスンに息子と参加。4倍近くの倍率だったらしい。 西新宿のコズミックセンター小体育館にて。 短距離では体幹の安定と柔軟性が大事ということで、最初にストレッチと体幹トレーニング。 …

ローマ人の物語28 すべての道はローマに通ず(下)

インフラとは、需要があるからやるものではなく、需要を喚起するためにやることであるのかもしれない。 (22ページ)同胞に選択肢を複数もつことの有利を教えたということでも、「アッピア街道」と「アッピア水道」の建設は、ローマの歴史を画する大事業に…

知の武装

最近の日本外交は、旧大日本帝国陸軍の悪しき伝統を引き継いでいるようで、目標を明確に設定しようとしない傾向が強いですね。目標も設定しないまま、ただただ「一生懸命やっています」と姿勢ばかりを強調する。その評価を、計画を企画・立案した人がするわ…