2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

テニスメモ・サーブ

スクールでサーブ&ボレーの練習。 トスを前に。 ボールの上や右上を、前方、前(上)に向けて触っていく。 ボールとラケットが触っている間に、手首が上に上がる感覚。 リストの使い方が上から下にボールを叩きつけるのではなく、ボールをヒットしながら手…

ローマ人の物語16 パクス・ロマーナ(下)

統治も、街道に似ている。不断のメンテナンスが不可欠と考える認識力と、認識するやただちに修正するのをいとわない柔軟な行動力と、それを可能にする経済力のうちの一つが書けても、機能しなくなる (20ページ)政治とは、小林秀雄によれば、「ある職業で…

ローマ人の物語15 パクス・ロマーナ(中)

紀元前一世紀末のローマでは、少子傾向が顕著になったのだ。前二世紀までのローマの指導者階級では、グラックス兄弟の母コルネリアのように、十人もの子を産み育てるのは珍しくなかった。それが、カエサルの時代には二、三人が普通になる。アウグストゥスの…

ローマ人の物語14 パクス・ロマーナ(上)

オクタヴィアヌスは、手段ではちがっても目的では、完全にカエサルと考えを一にしていた。国家ローマは、領土拡張の時代から領土維持の時代に入ったとする認識である。 (25ページ)何ごとであれ新しいことをはじめる場合の基本姿勢は、現状の正確な把握に…

ローマ人の物語13 ユリウス・カエサル ルビコン以後(下)

「人間ならば誰にでも、すべてが見えるわけではない。多くの人は、自分が見たいと欲する現実しか見ていない」 (38ページ)高級将校の四人には裏切られたカエサルも、中堅から下の兵士たちの忠誠心ならば絶対であったのだ。・・・彼等は、カエサルを信頼し…

ローマ人の物語12 ユリウス・カエサル ルビコン以後(中)

支持者のほうが、主唱者より過激化するものである。 (38ページ)(第十軍団のストライキを「退役を許す」という一言で意気消沈させたカエサルのエピソードを古代の史家たちが)「カエサルは、ただの一語で兵士たちの気分を逆転させた」 (43ページ)キ…