叔父逝く

叔父が亡くなった。
癌で闘病していたが、転移してしまいこの1ヶ月で急速に病状が悪化していた。

最期はアメリカに住んでいる従兄弟の帰国まで頑張り、初孫の1歳の誕生日を見届けて安心したのか、妻と息子に見守られながら息を引き取ったそうだ。


中学生のころ、正月に家族で行っては麻雀をしたのが懐かしい。
負けず嫌いの集まりだからいつも白熱していたっけ。
叔父さんは強かったな。
将棋も一度教えてもらったっけ。
眼光鋭く相手の狙いを見破る、というデキる雰囲気を纏った人だった。

それでいて長渕剛の「とんぼ」を練習しているような、新しいことにも敏感な趣味人でもあった。
テニス、ゴルフを夫婦で楽しんでいる様子を聞き、自分も将来、仕事も趣味も充実させる人間になりたいと思った。


負けず嫌いで徹底的に努力する論理派。
直接話をする機会はあまりなかったが、多くのことを教わった気がする。


ありがとう。お疲れさまでした。ご冥福をお祈りします。