石破さんのブログ

石破茂農林水産大臣のブログが面白い。
真っ向勝負なのだ。


この言葉、今の政治家がなかなか書けるものではないと思う。
以下2008年12月26日のブログより引用。
田中美知太郎氏の著作「市民と国家」のなかに、「市民、とは、自分が為政者であればどうするかを考えて判断・行動する人のことをいうのであり、ただ『あれもしてくれ、これもしてくれ』というのは単なる臣民であって決して市民なのではない」、大意そのように論じた一文がありましたが、この「市民」を「主権者」に置き換えてみると、民主政治の困難性がよくわかるような気がします。


また、定額給付金についてはもっと有効な使い方をすべきと思っていましたが、今日のブログを見て少し考えを変えました。
失業対策など、困難な状況に陥っている人のために使うのが(そのほとんどが消費に回るということも含めて)ベストだと思うのだけれど、今から使い道の検討をするのでは時間がかかってしまいます。
やるか止めるかの2択であれば、これだけ急激に経済が落ち込んでいる中、やった方が良いのではないかと考えるようになりました。


消費税の税率アップについても、国債の残高と償還費、税収の数字を少し見ればこのままでは破綻することは誰にでもわかること。
「節約」で切り抜けられるレベルでないことも明らか。
石破大臣がブログで述べているように最も怖いのは急激なインフレで貨幣価値が急落することなのだから、持続可能な状態に早く持っていかないと、と思う。
これについては感情的な「嫌だよ!」というような市民の声ばかり報道しているマスコミにも責任があると思うのだけれど。。。