ワークライフバランス

2週間前のアエラでカナダを特集しており、「ワークライフバランス
という言葉を紹介していた。
カナダでは重視される言葉で、「ワーク」だけが充実していてもダメで、家族や恋人と過ごす「ライフ」とのバランスを取ることが大事という意味だそうだ。

学生の時1ヶ月バンクーバーでホームステイをする機会があった。
大学で働く若い研究者のカップルの家に泊まったが、(日が長いこともあり)6時ごろに仕事を終えその後バレーボールやテニスを友人と楽しむ生活は、日本のサラリーマンの息子であった私にとって衝撃だった。

今になって考えると、その時に実感した「豊かさ」は転職の遠因にもなっていたのかもしれない。

特集の中に「寛容と平等 非アメリカな価値観の国」という見出しもあった。
日本だったら「競争と機会の平等、結果の不平等 ますますアメリカの価値観に近づく国」といったところだろうか。。。
ピーター・ドラッカーも言っていた。最も大切なのは「経済」ではなく「社会」だ、と。
最近の、多くの耳の痛くなるような事件を見ていると、舵を切りなおす時期に来ていると思うのだけど。。。