京都駅

出張で京都駅に下りたとき、違和感があった。
京都といえば日本の観光の顔。訪れる人は歴史を感じにやってくる。
なぜ、その玄関口の京都駅が新しいビルなのか?
東京駅の皇居側のような建物がふさわしいのではないか?


そんな思いを持っていたところで、録画していた7月15日の情熱大陸を見た。
http://www.mbs.jp/jounetsu/2007/07_15.shtml
東洋文化研究家のアレックス・カー氏。
日本に魅せられ在日40年。京都の古い町家を改装し、旅行者向けによみがえらせるなど数々のプロジェクトを手がけている。
番組を見ていて感じるのは、自分のことしか考えない人が多くなっているということ。
歴史ある雰囲気のある京都の横道。その入り口にある派手な看板など、周囲と調和しない建物や看板が多い。


残念ながら機能的で新しい京都駅は、美しいと言い切れない日本の象徴のような気がした。