将棋大会

年に1度の健保将棋大会。
4試合行い、1試合目6点、2試合目7点、3試合目8点、4試合目5点の変則ルール。
2段で申請したところ、今年もABCある中のBクラス。
最近はテニスが面白く、将棋はほとんどやっていないので自信は全くなし。


第1局 先手ゴキゲン中飛車 vs 居飛車(先手)
振り駒の結果先手。
ゴキゲン中飛車から速攻をしかけ、一方的に龍を作り優勢に。
そこから相手にうまく指し回され、いい勝負に。
終盤のねじり合いで相手が決定的な見落とし。
勝ちが転がり込んだ。
1時間20分余りの熱戦で、1局で頭はボーっとしてきた^^;。


第2局 相中飛車(後手)
対戦相手はライバル会社の方。
しかも数年前に必勝の対局をひっくり返されて負けた相手。
駒組みで優位に立ったと思ったが、角交換から馬を作りあった時点で誤算があり難局に。
中盤の勝負どころで相手の悪手、こちらの好手があり最後は大差。
雪辱。嬉しい^^。


第3局 居飛車中飛車 vs ゴキゲン中飛車(後手)
またまたライバル会社の方。

相手玉頭に優位を築き、その後も差を広げ大差。
あとは決めるだけと思っていたところで大悪手を指し、一気に大逆転負け。
最後はもっと粘らないといけないところを気持ちが切れてあっさりと負ける手順に。
自分の気の持ちようが悪かった。
痛恨の1局。痛い思いをして勉強になりました。


第4局 居飛車ゴキゲン中飛車(後手)
第3局の負けを引きずり、序盤思考が深まらず。
相手は穴熊に組み替え、大きく作戦負け。
これはダメかと思っていたら相手の仕掛けにミスがあり、逆転。
そのまま押し切り勝利。


3勝1敗はまずまずなれど、最大の点数がつく第3戦の負けで入賞ならず、残念。

振り返れば勝ったのは全て逆転勝ち、負けたのは必勝の将棋。
そして思い出すのは逆転負けをした将棋ばかり。
指しながら考えていたことは
・こうすればこうなって、あとは決めるだけだ(相手の最善手が漏れていた。油断)
・この人、これだけ大差なのによく考えるなぁ(思ったほど差は大きくなかった。楽観、油断)
・ここで3連勝すれば入賞は決定、あと1つ勝てば3年ぶりの優勝だ(目の前の対局に集中していない)
・逃げても取ってもどっちでも勝ちだろうから、取っておくか(これが大悪手。勝負どころで考えが浅い。自分の最善手を確信して指していない)
精神のもちようが大事と思い知った次第。
たいへん勉強になりました。