気になったので、ブックオフのHPで決算広告を見てみると、
17年3月期の数字は下記の通り。(単位:百万円)

売上高 :24,352
原価  : 7,130 (29.3%)
販管費 :15,299 (62.8%)
営業利益: 1,923 ( 7.9%)

商品  : 3,164 (原価の5.3ヵ月分)

原価率が約30%だから、150円で仕入れると平均して500円で売れている。
(意外に高い…かな。)
在庫は仕入れの5.3ヶ月分。数字としては思ったほどではない。まあ、こんなものなのかな。このうち1年以上売れていないようなものがどの位あるのだろう。

仮に在庫の半分が不良在庫で処分したとしても、自己資本が7,104百万円あるからまだ余裕がある。

今は古紙の値が上がっていて、本を大量に処分しても若干のお金がもらえるご時世だから、不良在庫の処分を行うとキャッシュが多少入ってくる。
そう考えると、意外に手堅い商売なのかな。。。

販管費のうち固定費の占める割合は高そうなので、集客が命。とすると、週末に本を売りに来る沢山の人々も大事なお客さんで、うまく商売が回っている。

不思議、と思っていたが、よく練られている仕組みなのかな。