見誤った

世界同時株安。

1月4日のブログで今が仕込み時と思うと書いたけれど、その後の暴落は想像を遥かに超えていた。
まるでジェットコースターに乗っているよう。

日本の金融機関が10年かかったバブルの処理を1年でやろうとするようなスピード感に感じる。


日本がどん底から抜け出したのは低金利政策のおかげではなく、金融機関への資本注入と(債務免除などの)不良債権の最終処理のおかげだった。

欧米の金融機関が現在行っている巨額損失は「問題の小出し・先送りはしない」という意思表示に思えるし、同時に資本増強も行っている。
景気後退による影響がかなり大きくなりそうだが、少なくとも日本のように10年もかかることはないのだろう。


そして運用資産を見回すと、日本企業の株式が最も過小評価されているのではないだろうか。
昨年他国が株高を謳歌していたときに低迷していたにもかかわらず、今年に入ってからのこの暴落。
サブプライムローン保有高も少ない。

先ほどテレビで竹中元大臣が言っていたが、法人税の引き下げなど、他国が行っていて日本が行っていない政策を実行すればすぐにでも日本の株式市場は復活するのではないか。

求められるのは説明力と実行力を併せ持つ政治家だ。
残念ながら最も期待できないものかもしれないが。。。