コンスタンティノープルの陥落

コンスタンティノープルの陥落 (新潮文庫)

買ってきて読んでいると、妻が「あれ?その本、私が持っているの読ませてって言ってたじゃん」。

あ・・・。
そういえばそんなことがあったような(^^;)。



子どもが図書館で借りてきた「漫画・世界の歴史」を読んでいたら読みたくなったのでした。

うーん、歴史は面白い!!


中学1年の世界史の授業で撃沈してから苦手→嫌いという意識が染みついていました。
知識がないところに教科書の通り一遍の記述、そして年号などを問うテスト。(100点満点でたしか17点とか取った覚えが)
そうか、授業のせいでこんなに面白い歴史を嫌いになっていたんだ。

歴史の授業は年号を覚えることなんかではなく、数多くの人生のドラマに触れることであるべきですな。
フィンランド式に、とにかく本を読ませて自分だったらどうするかだとかどう考えるかだとかを問うやり方にすれば、歴史嫌いの人など激減するだろうに。


ヨーロッパとアジアを結ぶ地点であるコンスタンティノープル(現イスタンブール)。
ここの争奪戦は国と国の争いであり、宗教間の争いであり、人種も複雑に入りまじり、実にドラマティック。

ぜひ一度訪れてみたくなりました。