脱「ひとり勝ち」文明論
未来が明るくなる本!
この本を読んだ後では、未来の明るさがまるで違う。
著者は慶應大学教授にして、ポルシェを超える加速を持つスーパーカー電気自動車、「エリーカ」を作った清水教授。
「太陽電池+リチウムイオン電池」にどかんとお金をつぎ込むと、世界中の約70億人の人たちも、「二十世紀のアメリカ人と同じように裕福な生活」を実現できる。
環境に優しくてポルシェよりも速いスーパーカーもできる(試作車ならもうできている)し、ネットで注文した物を30分後に自動運転の車が運んできてくれる、なんてことが実現するかもしれない。
太陽電池もリチウムイオン電池も技術の蓄積は日本勢がNo.1。
今なら産業革命を日本から起こせる可能性がある。
数字の裏付けをきちんと取りながらこんな話をされるとワクワクする。
何と言っても「エリーカ」は抜群にカッコイイ!
エリーカの魅力は僕の拙い文章では伝えきれないので、日経ビジネスオンラインでのフェルナンド・ヤマグチ氏の連載、「走りながら考える」の8月20日と8月26日のコラムがお勧めです♪